びわ湖トラストの集い 報告

2015年11月28日 「2015年 びわ湖トラストの集い」を開催しました。 ⇒レポートは こちら をご覧ください。 ●「2015年 びわ湖トラストの集い」を開催いたしました 2015年 11月 28日、 恒 例 に な り ま し た 「 び わ 湖 ト ラ ス ト の 集 い 」 を 大 津 市 の 総 本 山 三 井 寺 寺 務 所 講 堂 を 会 場 と し て 、 90人 の 参 加 者 を 迎 え 、 開 催 い た し ま し た 氏家淳一副理事長(山田能裕理事長は公務のため、当日は不在)の開会挨拶のあと、 第1部の【学びの時間】 開始。 ☆大学共同利用機関法人・総合地球環境学研究 所名誉教授の福嶌義宏先生の『びわ湖の水を 育む流域の森林・そして人間活動の影響』と 題した講演を聴講。続いて、  ☆三井寺執事長で当トラストの理事の福家俊彦師のご案内で、通常は非公開の勧学院客殿(国宝) の拝観、文化財収蔵庫の見学、金堂の拝観をいたしました。 第2部の【交流会】 は小川隆理事の挨拶で開会。    交流会の楽しみのメニューは、「近江の幸」を準備し...
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H2Oプロジェクト第5報

2015年11月19日 第 5 報     湖水浄化事業の状況報告 南湖岸辺の現状は水草だらけです。 水草は年々増えており、浮き草と根草が絡み水鳥がその上に立っても足元まで見えるほどです。プランクトンも増えています。 これらの有機物は秋にはやがて、沈み、溶存酸素を取り込み、時を経てヘドロと化します。南湖では表面上きれいになったようでも、温暖化と冨栄養化で毎年確実にヘドロの厚みは数ミリ増えています。  南湖ではどの桟橋でも、黒い湖面に棒を差し込むとブクブクとメタンガスと卵の腐った臭い(硫化水素)が沸き上がります。 また古希を迎えた方の話によると、昔は素足でシジミがいくらでも採れたとのことですが、今はその砂地も大幅に 減少し、ヘドロが堆積したため、固有種の瀬田シジミの収穫も当時の1/200以下に減少しています。  そこでこのヘドロ堆積という手つかずの課題に挑戦するため、“キレイを明日へ“の合言葉のもと、H23 年初めから、湖水 浄化プロジェクトとして、ナノバブルを湖中に投入しバクテリアの力をかりて、ヘドロを分解する実験に取り組みました。 その効果は漢方薬的で微力ですが、...
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琵琶湖クリーンプロジェクト

2015年11月1日 「琵琶湖クリーンプロジェクト~琵琶湖の大自然を体感し、琵琶湖の魅力を再発見しよう!」を京都新聞社と共催しました。これは、(株)トヨタマーケティングジャパンによる「AQUA SOCIAL FES!!(アクアソーシャルフェス)」の一環として開催されたものです。 平成27年11月1日(日)、「琵琶湖クリ ーンプロジェクト~琵琶湖の大自然を体感し、 琵琶湖の魅力を再発見しよう!」を京都新聞社 と共催しました。 このプロジェクトは、水環境について学習し、 あわせて景観保全活動も行うことを目的に、ト ヨタ自動車 AQUA SOCIAL FES が実施したも のです。びわ湖トラストからは、熊谷理事兼事 務局長、山本理事、橋本の3名が参加しました。 当日は、市民がカヌーに乗って琵琶湖へ漕ぎ 出し、自然に触れながらヨシ群落に溜まったゴ ミの清掃活動を行うというプログラムで、場所 は、オーパルオプテックス株式会社(大津市雄 琴)の敷地およびその周辺水域。同社には、カ ヌーの貸与、操作指導、敷地内での環境学習な どについてご協力いただきました。 ヨシ群落は、湖水を浄化する顕...
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びわ湖トラストたより第10号(平成26.9発行)

  第10号(H26.9発行)[pdf] 山風湖浪 自然、森林とのつきあい 「宗教法人 真如苑」さまからご支援 会員の集い(お知らせ) 追悼(板倉安正先生、濱端悦治先生) 平成26年度上期活動報告(環境学習) 平成26年度上期活動報告(湖水浄化活動、他) びわ湖基金について~琵琶湖をよろしく~ 平成26年度の活動   HOMEに戻る
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H27秋の大トチノキ観察会

2015年10月24日 (実施日) びわ湖トラスト 朽木 秋の「大トチノキ」観察会 後援:大津市教育委員会、巨木と水源の郷をまもる会 びわ湖トラストが実施するトチノキ観察会 は、昨年から春と秋の年2回開催されるよう になった。観察会には、グリーンウォーカネイ チャークラブ代表の青木繁先生を毎回講師 としてお招きし、トチノキや周囲の野花や生 き物についてご説明いただいている。 今年で4年目となるトチノキ観察会への参 加者も徐々に増えてきており、今回は、トラ ストのスタッフと参加のご家族、更には、カナ ダ人やフランス人の参加者も合わせて 43 名になった。リピーターの方も増え、中には小学生の 低学年のお子さん自ら友達を誘って参加されていたりするなど、トチノキをきっかけとした森林の 自然に対する興味を着実に持って頂けている事を感じた。 今回の観察会は天候に恵まれ、快晴で秋のさ わやかな陽気の中、トチノキへ至る山道を登って いった。今回は、拠点となる山帰来から車で 5 分 程度の場所まで移動し、前回までの観察会とは 異なる場所にあるトチノキを見学した。目的地まで 至るル...
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「琵琶湖は呼吸する」発刊

2015年10月3日 発刊 内容紹介 琵琶湖をめぐる科学探検物語。日本で最大の湖・琵琶湖は日本列島がまだ大陸とつながっていた約400万年前頃から存在し、実は日本最古の湖です。京阪神地区の貴重な水がめであり、景勝地の多いことで知られる湖ですが、大きな水の流れが存在することについてはあまり知られていません。湖に注ぐ川からの冷たい雪解け水が湖底に向かって流れ、対流を作ります。これによって上・下の水が循環し、一緒に酸素も運ばれます。これが琵琶湖に棲む生き物たちの命の水。この現象を科学者たちは「呼吸する」と呼んだのです。 水の流れは上下のみならず、大きな渦を巻くように水平にも流れますが、これは地球の自転によるもの。「琵琶湖の渦は世界一美しい」とよく知る人は言います。 その琵琶湖が、この半世紀の間、環境の激変にさらされていることを琵琶湖をよく知る科学者たちが、地球物理学、環境科学、生態学などの立場から報告します。最近でこそ、ようやく認識されだした地球温暖化と異常気象の行方、それが琵琶湖では「水温の上昇」として今から22年前より警告されています。湖底ではベントと呼ばれる水煙が噴出する様子が報...
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ブライアン・ウィリアムズ ‐満月写生と宴‐ 報告

  H26/9/9(火) ブライアン・ウィリアムズによる満月写生と宴を開催しました。 日時:2014-9-9(火)18:00~20:00 場所:名神高速道路大津サービスエリア(下り線) パヴァリエ大津2Fレストラン グリル「逢味」 詳細はこちらをご覧ください。 中井理事によるレポートは こちら からご覧ください。 ブライアン・ウィリアムズ ‐満月写生と宴‐ ~大津サービスエリアからの展望~ 日時:平成 26 年 9 月 9 日 会場:パヴァリエびわ湖大津(名神大津サービスエリア) 1950 年、両親の赴任先ペルーに生まれ青少年時代をチリや アンデス山脈の大自然の中で過ごした Brian Williams さ んは、帰米後水彩画を始め、1968 年 カリフォルニア大学 で美術専攻、版画、油彩を学んだ後、1972 年 リュックひ とつで来日しました。  1984 年 琵琶湖に魅せられ大津市伊香立の農家を改築して 京都より移り住み、現在に至っています。 「光・空気・静寂」を表現する風景画家の立場から、「景観は環境の健康をバロメーター」...
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ブライアン・ウイリアムズに学ぶ水辺の写生 報告

  H27/8/30(日)ブライアン・ウィリアムズに学ぶ水辺の写生を開催しました。 ⇒詳細は こちら、レポートは こちら をご覧ください。 ブライアン・ウイリアムスに学ぶ水辺の写生 2015年8月30日(日)道の 駅“びわ湖大橋米プラザ"にて開催 されました。参加者は大人23名、 子供30名でびわ湖トラストより ブライアン先生、ひろ子先生を含め て6名が参加しました。 ブライアン先生は腰痛のために、 本来なら安静にしておかねばなら ないところ、皆さんとのお約束でも あり、無理して来られ、最初から最 後まで絵の指導はもちろんびわ湖 の自然についても教えて下さいました。 道の駅琵琶湖大橋米プラザは1階が滋賀の特産品を販売する売店、食堂などがあり、 2階に琵琶湖のすばらしい眺めを楽しめる研修室があり、今回はびわ湖トラストして始 めてこの場所を使わせて頂きました。 10時から参加者の皆さんは研修室で、ブライアン先生のびわ湖の自然を守る大切さ を教わりました。それは、我々が日々出すゴミの類が、かつては、湖岸に生息する葦な どにより自然循環で浄化さ...
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カヌーに乗ってびわ湖に触れよう 報告

  H27/8/4(火)カヌーに乗ってびわ湖に触れようを開催しました。 ⇒詳細は こちら、レポートは こちら をご覧ください。 カヌーに乗ってびわ湖に触れよう            認定NPO法人びわ湖トラスト 2015年8月4日、この夏一番の猛暑のなか、大津市雄琴のオーパルにおいて、"カヌ ーに乗ってびわ湖に触れよう“のイベントが開催されました。この企画は将来びわ湖の環境を守っていく立場にある近隣の小学生に興味を持ってびわ湖の実態を知ってもらい、自 然環境の維持が如何に大切か、身をもって体験してもらうためです。 このプログラムは一昨年から平和堂財団のご援助で、オーパル㈱、滋賀県立大学、京都大学、立命館大学などの教員、学生がボランテアで参加していただき、参加した皆様から好評を博しており、今回は応募者が定員の3倍近くになったため、抽選で参加者を絞ることになり、抽選に洩れた方には大変申し 訳なく思っています。 午前10時参加者70数名と運営するスタッフが一同に集まり、当日のプログラムの説明 がありました。先ず70数名を3班に分けて、 1.カヌーに...
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