開講予定講座です。記載の日程・内容などは変更になることがあります。(講師敬称略)
予定の日に船が出港できない場合、予備日に延期することがあります。
講座1(1日).石川俊之(滋賀大学 教育学部)
タイトル:様々な湖底の環境と生物
内 容:湖底環境は水深や基質によって異なり、生息する生物も異なることを
生物採集をとおして学ぶ
日 程:7/23(土)、予備日 9/22(木)
講座2(2日).岸本直之、山中裕樹(龍谷大学 理工学部)
タイトル:水棲生物と棲息場のかかわり?水棲生物の環境適応?
内 容:魚やプランクトンなどの水棲生物を採集し、主として浮遊性の生物と
底棲性の生物の間の形態や種類の違いを調べ、こうした違いが生じる
要因について討論し、理解を深める。
日 程:8/2(火) および 8/3(水)、予備日 8/3(水) および 8/4(木)
講座3(1日).伴修平、丸尾雅啓、後藤直成(滋賀県立大学 環境科学部)
タイトル:琵琶湖のプランクトンと水質
内 容:北湖第1湖盆で、プランクトンの採集とCTDで測定可能な水温、
水質などの鉛直プロファイルをとる。陸に戻って、プランクトンの
観察と鉛直プロファイルの作図と説明などを行う。
日 程:10/15(土)、予備日 10/16(日)
講座4-7(4日).熊谷道夫、青田容明(NPOびわ湖トラスト/立命館大学)
タイトル:びわ湖「うず巻き流れ」がもつ巨大エネルギーの利用
内 容:びわ湖には「環流」と呼ばれる渦が存在し、それは世界一美しい
という研究者もいる。この環流の実態に迫るべく、漂流ブイを製作
して放流する野外実験を行う。漂流ブイの製作からデータ解析まで
一連の調査研究プロセスを学び、体験することで、目には見えない
湖水の流れ行く道を辿る。
日 程:8/8(月)~8/11(木) (合宿)
講座8(1日).杉山雅人(京都大学大学院 人間・環境学研究科)
タイトル:夏には湖は温かい水と冷たい水に別れるのだ。するとプランクトンの
多い水、少ない水、汚れた水、綺麗な水もできるのだ。
内 容:湖水を鉛直方向に採水して、水温、プランクトン、懸濁物量、pH
(pHという言葉は使わないかもしれないが、pH比色試薬を加えて
色が違うことを体感する)の違いが起こることを体験する。
日 程:9/3(土)、予備日 9/4(日)
講座9(1日).中島淳、樋口能士(立命館大学 理工学部)
タイトル:琵琶湖のにおいと大気測定
内 容:大気、湖水、底泥、藻などの臭気を調べ、活性炭による減少などを
勉強します。またNOxの連続モニタリング、泥の酸素消費速度測定
等を行います。
日 程:9/25(日)、予備日 10/2(日)
講座10(1日).中野伸一、程木義邦(京都大学 生態学研究センター)
タイトル:琵琶湖のいのちを支える生きもの-植物プランクトンに出会おう
内 容:はっけん号で植物プランクトンを採取し、船上での検鏡観察により
植物プランクトンの同定を行い、さらに講師の解説により植物プラ
ンクトンの生態を学ぶ
日 程:10/8(土)、予備日 10/9(日)