はっけん号

 

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実験調査船「はっけん号」

実験調査船「はっけん号」は、滋賀県琵琶湖研究所(当時)が1990年度から1991年度にかけて国内外の観測船を実地に調査し、多くの議論の後に、1993年3月に建造した36トンの双胴船です。1993年の琵琶湖国際共同観測(BITEX’93)への参加や、2000年から自律型水中ロボット「淡探(たんたん)」の母船として活躍し、現在でも世界トップクラスの性能を有する調査船として国内外に高く評価されています。

特徴としては、重量物を吊り上げるガントリークレーンや、ADCPや計量科学魚探など高機能の計測機器を装備していること、夜間調査が可能なこと、深い場所でも係留ができることなどがあげられます。また、ドライラボとウェットラボの両方を完備し、学際的な調査研究には最適な研究環境を提供します。

船  名 はっけん号
種  目 汽船
進水年月 平成5年3月
総トン数 36トン
定  員 16名
船  質 軽合金
航行区域 平水区域

ただし、湖川内に限る。

船  型 一層甲板型双胴船型
全  長 18.90m
6.20m
喫  水 0.80m
航海速力 20ノット
主 機 関 8V-92TAHi ゼネラルモーターズ

525ps/2,170rpm × 2基

発 電 機 30kVA
装  備 ガントリークレーン × 1基

採水ウィンチ・ダビッド× 2基

備 品 等 多層式超音波流速計(ADCP)、計量科学魚群探知機

PLUSS:琵琶湖応援隊

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