昨秋の実施を荒天のため延期していた「沖島での漂着ゴミ回収事業」を3月23日(日)に実施しました。その日は快晴、朝9時過ぎに穏やかな湖面へ80人の参加者を乗せた2隻の船が小田ガ浜から沖島へ向け颯爽と出発しました。
この事業は昨年度に引き続きびわ湖トラストが淡海文化振興財団・未来ファンドおうみの助成を受け、NPO法人明るい社会づくり運動滋賀県協議会・立正佼成会と共催で実施、3団体からの参加に加え、聖泉大学の中国人留学生・京大教育研究会の高校生や大学生が参加、地元沖島漁連や沖島消防団の皆さんも加わってくれました。
渚に打ち寄せられた大型ゴミの数々、16本のタイヤをはじめ冷蔵庫などの家電ゴミ、農業用のビニール、魚網などなど。そして今回は、昨年のゲリラ豪雨で周辺の山林・河川から琵琶湖へ流れ出た大量の流木。計量は出来なかったが、併せて大型トラック2台分の回収は、後日、近江八幡市環境課のお世話になりました。
タイヤに羽が生えて琵琶湖へ飛んで来たのではない、家電製品の数々もすべて人の手で捨てられたモノ。
県内各地で行われている琵琶湖の清掃活動とともに、我々もこの活動を根気強く継続していくしかないのだろう。(担当:小川理事)